キレイ髪メニューの実力をわかりやすくする実験動画を公開しました。3シリーズ公開予定です。このブログでは動画の解説を行います。
第2弾は・・・「弱酸性のパーマ液の特徴とかかり具合を実験する」です。
キレイ髪メニューは、サロンで髪に与えるダメージを最小限にするため、独自のパーマ液やエステ剤、カラー剤を使用しています。髪にも肌にも優しい弱酸性の薬剤を中心に使うことで、髪に与えるダメージを軽減し、さらにしっかり形も出した上に、持ちも良くします。
パーマ液ってどこでも同じじゃないの?あまり変わらないのでは?そんな疑問にお答えする動画です。
当店では、パーマによって髪にダメージを与えないように、独自の弱酸性のパーマ液を使用しています。今回の実験では弱酸性のパーマ液の特徴とパーマのかかり具合を確認します。
今回は左の当店独自のパーマ液と、右の一般的なパーマ液、人毛の毛束を使い、髪の変化とパーマのかかり具合を実験します。
使う人毛は、黒髪、少しカラーで明るくした髪、ブリーチした髪の3種類です。
PHをチェックする
まずパーマ液のPHをチェックします。当店独自のパーマ液は、PHは6.5 弱酸性です。
一般的なパーマ液は、PHは9 でアルカリ性です。
毛束をパーマ液に浸す
パーマ液に毛束を浸します。
この状態で数分おきます。
ロッドを巻く(一般的なパーマ液)
一般的なパーマ液の毛束を取り出しここからパーマの工程を再現します。容器を見ると、すでに髪が色落ちしているのがわかります。
パーマ液を拭き取ってから、ロッドに巻きます。
ロッドを巻く(当店独自のパーマ液)
次に当店独自のパーマ液の毛束を当店の工程に従い巻いていきます。容器には特に目立った変化はありません。
超音波アイロンで液を浸透させる(当店独自のパーマ液)
当店独自のパーマ液は弱酸性のため、液を浸透させるために様々な工夫をしています。まずは超音波アイロンで優しく液を浸透させます。
エステ剤をつけ、ロッドを巻く(当店独自のパーマ液)
一度乾かし、ヘアエステ剤をつけながらロッドに巻きます。
ロッドを温め、パーマ液を乾かす
ロッドを温めて、パーマ液を乾かします。
パーマを固定する液を塗る
乾いたら、それぞれの毛束を固定するパーマ液に浸し時間を置きます。
液を拭き取る
液を軽く拭き取ります。
乾かす
乾かします。
左が当店独自のパーマ液、右が一般的なパーマ液です。当店のパーマ液は、乾けば乾くほどキレイにカールが出てきます。
右の一般的なパーマ液の場合、アルカリの影響もあり、ブリーチした髪はゴワゴワの質感になっているのに対し、
左の当店独自のパーマ液の場合は、髪の弾力やツヤは失われず、そのままにキレイなカールがついているのがわかります。
当店独自の弱酸性のパーマ液が髪に優しくダメージを与えないにもかかわらず、しっかりとしたカールが仕上がることがお分かりいただけたと思います。