クレアトゥールウチノのカラーは一般的なヘアカラーと大きく異なります。といっても何が違うのか、一言で言えば徹底的なダメージの排除による色持ちの良さ、色ムラのなさです。
動画も配信していますが、こちらでもご紹介させてください。
before
毛先の退色が目立ち、全体的に色ムラになってしまっています。髪が明るい色味であることを差し引いても、毛先のダメージ、パサつきが目立ちます。
色ムラを詳しくみてみると、真ん中は明るい部分と暗い部分が混在し、毛先はかなり明るくとなってしまています。
モデルさんの希望は全体的にムラのない仕上がり。もちろんダメージも防いで、キレイな色かつしっとり艶やかな仕上がりを目指します。
明るくするカラーの液を塗る
モデルさんの希望の色にするため、新しくはえてきた部分に明るくするカラーの液を塗り、トーンを調整します。この液には髪にダメージを与えるアルカリ成分と、ブリーチ剤が含まれますが、髪を明るくするためにはどうしても必要になります。当店ではカラーの液による髪へのダメージを極力防ぐため、様々な工夫をしています。
根元の部分が塗り終わりました。
遠赤外線の機械で加温する
遠赤外線の機械で優しく温め、液の効果を十分に引きだします。液の浸透を促進することで、髪にアルカリ成分がとどまる時間を極力短くします。
液を流す
必要最低限の時間をおき、炭酸泉で一度、流します。
炭酸泉は通常の水よりも素早くしっかりと液を落とすことができ、アルカリ成分が残るのを防ぎます。
根元の処理が終わりました。このあと色ムラを補正しながら全体にカラーをしていきます。
プレミアム補修をする
ダメージが目立つ毛先は、補修効果の高い「プレミアム補修」の液を塗り、髪にたっぷり栄養分を与えます。
>>プレミアム補修についてはこちら
超音波アイロンで液を浸透させる
プレミアム補修の液の効果を高めるため、超音波アイロンの振動を利用して、優しくかつしっかり液を浸透させています。
これを見てください。水滴が振動しているのがわかります。1秒間に約3万7千回振動しています。熱を加えているわけではないので、触っても熱くありません。
カラーの液を塗る(1)
ダメージによる色むらをなくすために、カラーの液を塗り分けていきます。まずは最初に退色が目立つ1番明るいところに塗って行きます。時間はかかりますが、全体を一度に塗ってしまうのではなく、色素の量を調整しながら、丁寧に塗り分けることで、色ムラをなくすことができます。
カラーの液を塗る(2)
次に中間部でも暗い色味のところに、先ほどとは配合を変えたカラーの液を塗っていきます。
カラーの液を塗る(3)
最後に根元に一カラーの液を塗り、全体の色ムラを調整します。
全体に塗り終わりました。
発色をチェックする
液をふき取りながら、色むらがなくなったかどうかチェックします。
エステの液を塗る
次にエステの液を塗布し、カラーによって負担をかけた髪に栄養分を与え、保湿していきます。キューティクルがダメージを受けると、髪の内部に浸透させたカラーの色素が、髪の外に出やすくなり、そのためカラーの色持ちが悪くなります。ダメージを与えないことは色持ちにも繋がるのです。
余分なエステの液をふき取り、キューティクルを整えます。
コーティングの液を塗る
最後に全体にコーティングの液を塗り、髪の内部に与えた栄養やカラーの色素が抜けないようにします。また髪を弱酸性の状態に整えます。
after
色ムラなく、とてもしっとり艶やかなカラーになりました。髪の柔らかさも感じられる仕上がりです。中を見てみても、色ムラがなくなり、全体的にツヤが出ているのがわかります。
髪もしなやかに自然で柔らかさを感じる仕上がりになりました。
キレイ髪がモデルさんの笑顔を引き出しました。お悩み解決です!
★メニューの詳しい内容は
http://www.createur-u.co.jp/menu/index.html#color
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